专利摘要:
本発明は、抗HIV治療薬およびHIVに罹患した患者のための前記抗HIV治療薬の副作用の治療薬を含む組成物に関する。本発明は特に、特定の抗HIV治療によって生じる副作用、例えば、プロテアーゼ阻害剤または逆転写酵素阻害剤によって生じ得る早期老化、脂肪萎縮症の治療に使用できる。本発明の組成物は、ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還元酵素の少なくとも1種の阻害剤、ファルネシルピロリン酸合成酵素の少なくとも1種の阻害剤および少なくとも1種の抗HIV薬を含む。HIVに感染した患者を治療するための方法の1つは、任意の順番で、(i)ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還元酵素の少なくとも1種の阻害剤およびファルネシルピロリン酸合成酵素の少なくとも1種の阻害剤を含む混合物を投与するステップ、ならびに(ii)抗HIV薬を投与するステップを含み、前記投与が同時、連続または交互である。
公开号:JP2011508764A
申请号:JP2010541090
申请日:2008-12-31
公开日:2011-03-17
发明作者:コー、ピエール;ブルジョワ、パトリス;ボンニオール、ヴァンサン;レビー、ニコラ
申请人:ユニベルシテ ドゥ ラ メディテラニー、エクス−マルセイユツー;
IPC主号:A61K45-06
专利说明:

[0001] 関連出願
本出願は、2008年1月3日出願の仏国特許出願第08/50019号に関する。本出願はまた、2006年7月5日出願の仏国特許出願第06/06097号および対応する2007年7月5日出願のPCT出願、表題「Medicament destine au traitement des maladies avec persistence et/ou accumulation de proteins prenylees」(「Drug intended for the treatment of diseases with persistence and/or accumulation of prenylated proteins」)に関する。上記で参照した特許出願それぞれの全内容は本明細書に参考として組み込む。]
[0002] 本発明は、HIV感染患者を治療するための抗HIV組成物および方法に関する。]
[0003] 本発明は、例えば、特定の抗HIV治療によって引き起こされる副作用、例えば、プロテアーゼ阻害剤または逆転写酵素阻害剤によって引き起こされ得る早期老化および脂肪萎縮症の治療に非常に有用である。]
[0004] 以下の記載において、括弧内の参考文献(X)は、実施例の最後の参考文献リストを意味する。括弧内に著者名および日付のある参考文献はまた、この文献リストを意味する。]
背景技術

[0005] 真核細胞の核は、多孔性2重膜である核膜によって境界が定められており、核と細胞質の2つの区画間の分子交換を制御している。この核膜は核の内容物、すなわち遺伝物質および核ゲノムの機能に必要な酵素的機構の全てを部分的に隔離する。]
[0006] 核膜は、2種類の同心円状の膜、すなわち小胞体とつながった外膜および内膜から構成される。内膜の内側面には、核ラミナと呼ばれる高密度の繊維網が接している。これは、本質的にラミンの重合体および関連タンパク質からなるタンパク質ネットワークである。脊椎動物では、ラミンは2つのサブクラス、A型のラミン(ラミンAおよびC)ならびにB型のラミン(ラミンB1、B2およびB3)に区別されており、いずれもラミナの生成に関与している。後者は、核膜の内膜に結合したその他のタンパク質と関連することによって適切な位置に保たれている(例えば、Gruenbaumら、2005(19)参照)。]
[0007] ラミンは、中間径フィラメントファミリー(V型)に属するフィラメント状タンパク質で、いずれも共通の構造を有し、短い球状N末端(頭部)部分が複数のアルファヘリックスに構成された長い中央ドメイン(ロッドドメイン)によってもう1つの球状C末端(尾部)部分から隔てられている。球状の尾部は特に、合成後の核への移行を可能にする核内移行シグナル(NLS)を含有する。中央ドメインは、2つの並行したラミン分子が会合し、二量体の「頭尾(head−to−tail)」会合によってフィラメントを構成するのを可能にする。この構造により、非常に耐久性のある機械的特性がもたらされる。]
[0008] ラミンAおよびラミンBのみが前駆体合成後に成熟する(Gruenbaumら、2000(20)参照)。ラミンCは直接成熟型で合成される。]
[0009] ラミンAおよびラミンBの前駆体の終端は、特徴的なCaaXモチーフである(Cはシステインであり、aは荷電していない脂肪鎖を有するアミノ酸であり、Xは任意のアミノ酸であり、この場合はメチオニンである。Levy & Cau 2003(29)参照)。]
[0010] C末端CaaXモチーフによって、ファルネシルトランスフェラーゼによる脂肪酸(一般的に、C15脂肪酸、ファルネシル)の結合が可能になる。このプレニル化(ファルネシルモチーフは、イソプレニンと呼ばれるC5ベースの脂肪族単位から生じる)によって、プレラミンは細胞基質で合成された後、小胞体の膜内に入ることができる。プレラミンは、小胞体の外膜にそれ自体が挿入されておりその活性部位が細胞基質にあるエンドプロテアーゼの作用を受ける。プレラミンAの特異的エンドプロテアーゼはFace1(またはZMPSTE24、亜鉛メタロプロテアーゼ、酵母STE24ホモログ)であり、一方Face2(またはRce1、Ras変換酵素)はプレラミンBに特異的である。これらの酵素は、システインとその次の(脂肪族)アミノ酸との間のペプチド結合の加水分解を触媒し、プレラミンを3アミノ酸だけ短縮する。その後、ファルネシル化されたシステインのカルボキシル末端は、イソプレニルシステイン−カルボキシメチルトランスフェラーゼ(ICMT)によって認識され、ICMTはエステル化によって該末端にメチル基を結合させる。]
[0011] プレラミンAの成熟の場合のみ、引き続きFace1による第2のエンドプロテアーゼ切断が行われ、15アミノ酸のファルネシルペプチドおよび成熟ラミンAが放出される。もはや脂肪酸を含んでいないこのラミンAは可溶性となり、自身の核移行シグナルによって核内に運び込まれ、核ラミナ自体ならびに核区画の残りの部分に局在し、正に核の骨格を構成する(Gruenbaumら、2005(19))。他方、成熟ラミンBは依然としてC末端にファルネシル化およびメチルエステル化されたシステインを有している。したがって、成熟ラミンBは小胞体の外膜に、次いで核膜の核質側の面に挿入された状態を維持し、専ら核ラミナにおいて、成熟ラミナBが固定されている核膜の内膜下に局在する。]
[0012] プレニル化とは、システインのチオール基に、炭素原子15個のファルネシル鎖、したがってファルネシル化によって、または炭素原子20個のゲラニルゲラニル鎖、したがってゲラニルゲラニル化によって(Reidら、2004(39))、または任意のその他のイソプレン誘導体を結合させることを意味する。]
[0013] C末端コンセンサス配列(CaaX)を認識するファルネシル−トランスフェラーゼ(FTase)によって触媒されるファルネシル化は、好ましくはモチーフのシステイン残基にファルネシル基を結合させる。]
[0014] ゲラニルゲラニル化は、モチーフのシステイン残基にゲラニルゲラニルトランスフェラーゼ(GGTase)によってゲラニルゲラニル基を結合させることである。]
[0015] これらの脂肪酸は、ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムAに基づいて細胞が特にコレステロール、ステロイド、ヘモグロビンのヘムおよびユビキノンを生成するために使用する生合成方法によって産生される(Hamptonら、1996(20))。]
[0016] プレニル化タンパク質のファミリーは、ヒトゲノム中約300の構成要素を含み、その大多数はC末端モチーフCaaXによって特定することができる(Reidら、2004(39))。Ras、RhoおよびRabファミリーのタンパク質(Leungら、2006(28))、ミトコンドリアへの輸送機能を保証するある種のタンパク質(HDJ2)、ある種の有糸分裂タンパク質(CENPE、CENPF)は特にプレニル化されている(Winter−Vann & Casey、2005(51))。一般的に、CaaXモチーフにおいてXがセリン、メチオニン、システイン、アラニンまたはグルタミン酸である場合、好ましく付加されるイソプレノイドはファルネシルである。Xがロイシンである場合、CaaLモチーフの認識は、ゲラニルゲラニル基の転移を触媒するGGTaseによって行われることが好ましいであろう(Bassoら、2006(1))。イソプレンから得られたその他の基をこのシステインに結合させることもおそらく可能であるが、文献には記載されていない。]
[0017] ヒトにおいては、3種類のラミン遺伝子が存在する。1q21.2−q21.3に位置するLMNA遺伝子(Wydnerら、1996(52))は、選択的スプライシングによってラミンAおよびラミンCを生じる。LMNA遺伝子は12個のエキソンからなる。エキソン1の開始部は、ラミンAおよびCに共通の球状N末端をコードし、エキソン1の端部およびエキソン7の開始部までは、中央のヘリックス部分をコードし、最後に、その他のエキソンが球状C末端をコードする(Levy & Cau)、2003(29))。]
[0018] 実際に、該遺伝子はスプライシングの違いによる4種の生成物をコードし、そのうちラミンCおよびプレラミンAが主な2つである(Lin & Worman、1993(31))。したがって、ラミンAおよびラミンCは、プレメッセンジャーのエキソン10の位置で選択的スプライシング部位を使用して別々に産生され、ラミンCがエキソン1から10によってコードされ、ラミンAがエキソン1から9、エキソン10の最初の90塩基対およびエキソン11および12(ラミンAに特異的)によってコードされる。]
[0019] したがって、プレラミンAおよびラミンCのペプチドは、最初の566アミノ酸の位置は同一であり、一方、ラミンCおよびプレラミンAのC末端部はそれぞれ6個および98個の特異的アミノ酸を含有する。]
[0020] B型のラミンは3つの異なるタンパク質(Sheltoら、1981(43))、すなわち、ラミンB1、B2(この2つのアイソフォームが最も代表的である)およびB3を含む。LMNB1遺伝子は5q23.3〜q31.1に位置し、ラミンB1をコードする11個のエキソンを含む(Lin & Worman、1995(30))。LMNB2遺伝子は19p13.3に位置し、選択的スプライシング機構によってラミンB2およびB3をコードする(Biamontiら、1992(2))。]
[0021] ラミンBが発生の初期段階から細胞全てにおいて構成的に発現されるのに対し、A型のラミンは一般に胚幹細胞には存在せず(Stewartら、1987(45))、あらゆる分化した体細胞において発現される。それらの発現は、組織に応じて生存中ずっと調節を受ける(Duqueら、2006(9))。ラミンAの発現は特異的に阻止されているが、ラミンCおよびその他のラミンは依然として発現しているマウスは明白な表現型を示さないので、それらの発現は必須ではないものと考えられる(Fongら、2006(14))。]
[0022] ラミンは、多種多様な機能を有する非常に多数のタンパク質を相手に相互作用し、したがって、ラミンは、DNAの複製および修復、転写およびスプライシングの制御ならびにクロマチン構造の組織化を含む数多くの核プロセスに関与する(Shumakerら、2003(44)、Zastrowら、2004(54)、Hutchisonら、2004(26)、Gruenbaumら、2005(19)を参照のこと)。ラミナ構造の変化は、多数のヒトの遺伝性病変の原因となる。変化は、ラミン、またはラミナのその他のタンパク質をコードする遺伝子の突然変異に起因する。これらの病変は、総称してラミノパシーとして一緒に分類されている(Broersら、2006(5)、Mattoutら、2006(33))。近年、ラミノパシーの群にも属する病変を引き起こす、ラミン成熟に関与する酵素(特にFace1)の遺伝子の突然変異が特定された(Navarroら、2004(36)および2005(35))。]
[0023] 現時点では、LMNB1遺伝子またはLMNB2遺伝子の突然変異に関連したヒトにおける唯一の病変は、LMNB1遺伝子の完全な重複によって引き起こされる白質ジストロフィーである(Padiathら、2006(37))。Barraquer−Simon症候群の患者のLMNB2で見出された配列の変種の潜在的な関与については疑問が残る(Hegeleら、2006(22))。しかし、RNAi(RNA干渉)実験によってインビトロにおいて、ならびにマウスモデルにおいて(Vergnesら、2004(50))、B型ラミンが細胞の発生および完全性にとって不可欠であることが示された。実際に、ラミンB1欠損はマウスにおける周産期死亡の原因である。さらに、同じLMNB1欠損マウスの胚の線維芽細胞の核は、LMNA遺伝子の突然変異を有する患者で観察されたものに類似した、核形態の著しい変化を示す。さらに、ラミンBが有糸分裂中の分裂紡錘体の形成に必要であることが最近示されており、このことは、ラミンBが細胞周期の間に活動的で多面的な役割を担い、それらの役割が核の構造の維持に限られるものではないことの立証につながる(Tsaiら、2006(48))。この後者の役割については、最近の文献が、ラミンBの構造上の機能、すなわちラミンB1を人為的に除去した細胞は、細胞内に、回転する「漂う」核を有することを実証している(Liら、2007(45))。2つのラミンB1およびB2の間に存在する機能上の重複性はまた、これらのラミンの重要性を直接反映するものでもあることは疑いなく、高い淘汰圧をかけ、対応する遺伝子の配列のいかなる可能性のある突然変異の影響も覆い隠している。]
[0024] LMNA遺伝子の突然変異に起因するラミンA/Cの機能的変化は、孤立した単独組織に影響を及ぼす軽度なものから周産期において致命的な全身性のものに及ぶ臨床的範囲における多種多様な病変を含む、少なくとも15の障害の原因である。]
[0025] LMNA遺伝子のいくつかの突然変異が、核膜中のタンパク質の集合を明らかに変化させ、その機能発現を妨害する。様々な組織の細胞において、核の形態が変化する。すなわち、細胞質中に遺伝物質を押し出すバルジを有することが多い(Goldmanら、2004(18))。]
[0026] 通常核膜と会合するタンパク質、ラミンB、特定の核膜孔タンパク質およびLAP2タンパク質は、これらのバルジの辺縁には存在しない。]
[0027] これらの形態学的異常に続いて、機能的変化が生じ最終的に細胞死を引き起こす。ラミノパシーという用語に含まれる病変全ての中で、プレニル化されたタンパク質の異常な蓄積に関連するものだけが本発明に関係がある。]
[0028] これらには主にハッチンソン−ギルフォード症候群または早老症症候群(De Sandre−Giovannoliら、2003(7)、Erikssonら、2003(11))および拘束性皮膚障害(Navarroら、2004(36))が含まれる。これら2つの症候群では、生理病理学的原因は、患者の細胞内における未成熟のファルネシル化プレラミンの蓄積および残存である。]
[0029] 出生期前後において致死的な拘束性皮膚障害が特徴とする臨床症候は、ほとんどが子宮内での運動を制限する皮膚欠損の結果である。この病状は非常にまれである。皮膚は硬く張りつめており、所々崩壊し、例えば腋窩または頚部での裂傷を引き起こす。睫毛、眉および体毛は存在しないか、または非常にまばらである。羊水過多であることが多く、胎児の運動の減少が妊娠6ヵ月から認められる。骨格レベルでは、X線撮影によって、あらゆる関節における収縮、先天性垂直距骨、貧弱で形成異常の二分割された鎖骨、細い肋骨、管状の腕部長骨および頭蓋の脱ミネラル化が示される。致死的な拘束性皮膚障害は劣性の常染色体によって遺伝する。]
[0030] LMNAおよびZMPSTE24/Face1の突然変異がこの病変について報告されている(Navarroら、2004(36))。いずれの場合も、生理病理学的機構は同じで、プレラミンAは成熟することができず(Face1の無発現変異、またはプレラミンAの突然変異による切断部位の消失)、ファルネシル化されたまま、したがって核膜に挿入されたまま維持される。細胞内におけるこれらの異常な前駆体の蓄積および残存は、おそらくラミンBおよびCがそれぞれの相手と正常に相互作用するのを妨げ、細胞の死、そして直ちに患者の死亡を引き起こす。当初考えられたように、細胞毒性をもたらすのは成熟ラミンAの欠如ではなくファルネシル基の残存であることが、明白に実証された(Fongら、2004(16))。]
[0031] 2003年4月、下顎末端異形成症および早期老化を引き起こすある種の疾患に共通の症状の重複に基づいて、本発明者らは、早老症すなわち早期老化の最も典型的で最も深刻な形態が、LMNA遺伝子の突然変異に起因することを示した(De Sandre−Giovannoliら、2003(7))。ハッチンソン−ギルフォード症候群とも呼ばれるこの疾患に罹患した小児は、最大で正常個体よりも10倍速い加速老化を患い、平均余命は13年以下である。ヨーロッパでは、およそ600万人に1人の小児が罹患する。症状は、皮膚の老化、禿頭症、顎の大きさの縮小および老化に関係する問題、例えば関節の硬直および心血管障害である。心筋梗塞またはアテローム性動脈硬化を含む心血管障害は、死亡の原因となることが多い。]
[0032] 関与すると考えられる突然変異で、LMNA遺伝子のエキソン11に位置するものは、プレmRNAの潜在的スプライシング部位を活性化し、150ヌクレオチドが欠失したmRNAを生じる(De Sandre−Giovannoliら、2003(7)、Erikssonら、2003(11))。この欠失mRNAは、正常なラミンAに成熟することができない異常なプレラミンA、プロゲリンに関与し、すなわち、プロテアーゼ認識部位を含むエキソン11の50個のアミノ酸が存在しないことにより、プロゲリンの2回目の切断が妨げられ、そのC末端にファルネシル基が維持される。したがってプロゲリンは核膜の核質側の面に挿入されたままとなり、核膜は特徴的な変化、すなわち細胞基質への核質のバルジおよび辺縁部ヘテロクロマチンの分布異常を有する(Goldmanら、2004(18))。さらに、プロゲリンの細胞毒性の原因は、成熟(切断、メチル化)を担う酵素のうちのいくつかが局在する小胞体包膜への固定にも必要とされるファルネシル基の残存である(Fongら、2004(16))。]
[0033] これらの全身性の病変は、通常老化に関連する徴候の早期出現を伴うという特殊な特徴を有する。これらに共通する生理病理学的特徴は、プレニル化ラミンを生成し、記載した結果を伴うことである。]
[0034] 最近の2つの研究によって、切断型または非切断型のファルネシル化プレラミンの核内蓄積を低減すると、細胞表現型の出現が有効に阻止されることが示された。第1の研究は、Face1プロテアーゼが欠損している早老マウスモデルに対して実施された(Pendasら、2002(38))。このマウスを、半量のラミンAを発現するマウス(Lmna+/−マウス)と交配させると、Face1の欠如の影響が軽減される(Verelaら、2005(49))。第2の研究は、潜在的スプライシング部位を標的とするモルホリノ(アンチセンスオリゴヌクレオチド)によってHGPS患者の細胞を処理すると突然変異表現型が排除されることを示している(Scaffidi & Misteli、2005(43))。]
[0035] いくつかの最近の研究(Scaffidi & Misteli、2006(42)参照)は、生理的な老化プロセスにおけるラミンAの関与を示している。特に、生理的な老化の間に、エキソン11の潜在的スプライシング部位を密かに使用して、プロゲリンはいかなるLMNA遺伝子突然変異も有さない細胞によって合成されることが示された。このプロゲリンはラミナの細胞核の辺縁部に局在する。「正常に」老化している患者の細胞の核は、偶発的なスプライシング事象によって引き起こされるラミノパシーに特徴的なバルジを有することができ、このことが異常な細胞機能を引き起こし、おそらく少なくとも部分的に老化に関与するのであろう。]
[0036] インビボにおいて、皮膚では、プロゲリンはまた、皮膚線維芽細胞および表皮細胞の小集団によって合成され、細胞内に年齢と共に蓄積する。したがって、プロゲリンは、皮膚老化のマーカーとなることができた(McClintockら、2007(34))。]
[0037] 同一の分子機構が、早老症の個体における早期老化の徴候の原因となり、はるかに低いレベルで、突然変異を有さない個体の生理的な老化に関与するように思われる。]
[0038] 先行技術では、プロゲリンの病的な産生によって引き起こされた細胞表現型の改善への2つの治療的取り組みが記載されている。これらの解決策の第1は、エキソン11のこの潜在的スプライシング部位を、アンチセンスオリゴヌクレオチドを用いて(Scaffidi & Misteli、2005(41))、またはsiRNAを生産するレトロウイルスを用いて(Huangら、2005(25))処理することにより「マスキング」して、スプライセオソームによる使用をごく単純に阻止することである。その結果はインビトロでは有望であるが、これは「遺伝子」療法であり、この取り組みに基づく薬物の開発は、インビボでの効果を得るためのOASベクター化に関係する不都合全てを伴い、極めて長期的で複雑である。第2の解決策は、ファルネシルトランスフェラーゼ、すなわちファルネシルピロリン酸からプレラミンへのファルネシル基の転移を触媒する酵素を阻害することからなる。このような阻害剤(FTI)を使用する場合、培養物のHGPS(早老症)細胞において部分的にのみ「正常な」核膜が回復し、RDマウス(KOZMPSTE24)の生存率は改善される(Glynn & Glover、2005(17)、Capellら、2005(6)、Tothら、2005(47)、Fongら、2006(15))。]
[0039] しかし、ファルネシル化の阻害は代償性のゲラニルゲラニル化を誘導し得る(Bishopら、2003(3)、Varelaら、2008(54再出)。]
[0040] さらに、FTIはプロテアソームを阻害して細胞周期の停止を引き起こすことが最近報告された(Demyanetsら、2006(8)、Efuet & Keyomarsi、2006(10))。したがって、この処理が、おそらくユビキチン化はされるがプロテアソームによって分解されないプロゲリンの核質中への蓄積を引き起こすことは間違いない。]
[0041] また、インビボにおけるプロゲリンのファルネシル化率の低下は非常に低く、5%程度であることが最近の研究で報告されているが(Youngら、2006(53))、これはインビトロで観察された核の形態の回復を説明するには十分でない。]
[0042] 最後に、FTIはタンパク質のプレニル化経路のうち1経路のみに特異的であり、翻訳後のプレニル化の一般的阻害剤と考えることはできない。]
[0043] さらに、この経路の酵素のうちの1つであるメバロン酸キナーゼが全く存在しないと幼少時に死亡することが報告されている(この酵素をコードする遺伝子の機能のホモ接合型突然変異による喪失、Hoffmannら、2003(24)によって報告された症候群)。]
[0044] 抗HIV治療および副作用
1.抗レトロウイルス治療を受けたHIV感染患者は、遺伝的早老性症候群の患者に認められるのと同等の加速老化の臨床的および生物学的徴候を示す。]
[0045] 抗レトロウイルス治療、すなわち、ヌクレオシド系(NRTI)または非ヌクレオシド系(NNRTI)の逆転写酵素阻害剤およびウイルスプロテアーゼ阻害剤(PI)は、AIDS感染患者の寿命を延長させることができ、その結果「生理学的な」老化が出現する(Casau 2005、Levyら、2003)。]
[0046] しかし、感染自体および抗レトロウイルス治療は遺伝的加速老化症候群の患者に見られるのと同じ臨床的および生物学的徴候を示す(これらの症候群の最近の概説は、Navarroら、2006を参照)。]
[0047] ある種の症状はウイルス感染に直接関係すると思われる:
例えば、癌およびアテローム性動脈硬化の素因に関連した早期老化症候群であるウェルナー症候群(OMIM277700)におけるヘリカーゼの突然変異は、HIV−1のLTRのトランス活性化およびウイルスの複製に不可欠の細胞タンパク質補助因子を漸加させる。感染細胞ではヘリカーゼの利用が極めて少ないため、老化および免疫抑制を引き起こし得る(Sharmaら、2007)。]
[0048] マクロファージにおけるコレステロール輸送の変化がもう1つの例である。ウイルスタンパク質Nefは、コレステロール流出を担うABCファミリーのパーミアーゼを阻害する(BukrinskyおよびSviridov、2006;Mujawarら、2006;WangおよびRader、2007)。マクロファージにコレステロールが蓄積すると、マクロファージは血管壁におけるアテローム斑の形成に関与する泡沫細胞に転換する(Penningsら、2006)。抗レトロウイルス薬はまた、マクロファージのコレステロール流出を阻害し、アテローム斑の形成に関与する(Azzamら、2006;Dressmanら、2003;Wangら、2007)。]
[0049] 数多くの臨床的および生物学的徴候はまた、抗レトロウイルス治療の結果であるものと思われる:抗レトロウイルス治療は、遺伝的早老性症候群、例えば、ハッチンソン−ギルフォード症候群(OMIM176670、Hennekam、2006参照)、下顎末端異形成症(OMIM248370)および致死性新生児型、ラミンAおよびCをコードするLMNA遺伝子の変異またはラミンAに成熟する間のプレラミンAの切断に関与するZMPSTE24プロテアーゼ(FACE1)の変異に関連した拘束性皮膚障害(OMIM275210)に認められる徴候を再現する:]
[0050] ・脱毛症(Torresら、2007;Wiwanitkit、2004)、感染性皮膚化学的徴候とは無関係である(Maurer、2005)。]
[0051] ・骨格系の異常、特に骨粗鬆症(BrownおよびQaqish、2006;ThomasおよびDoherty、2003)、そのためにビタミンDおよびビホスホネートによる正常化が提案されてきた(Mondyら、2005)。]
[0052] ・筋萎縮症(Restrepoら、2006;Restrepoら、2004;Tehranzadehら、2004a;Tehranzadehら、2004b)、特定の抗レトロウイルス治療によって阻害される(以下参照)2つのタンパク質分解系であるユビキチン−プロテアソーム系(CoistelliおよびBaccino、2003)またはカルパイン(BartoliおよびRichard、2005;Costelliら、2005)が関連。カルパイン3の筋突然変異は、肢帯型筋ジストロフィー(LGMD2A、OMIM253600、Richardら、1995)形態の原因で、最初の徴候の1つが好酸球性筋炎である(Krahnら、2006)。]
[0053] ・心筋症(Barbaro、2003;Restrepoら、2006)、心血管系の合併症(以下参照)とは関係なく、NRTIのミトコンドリア毒性と関連がある(Lewis、2003)。]
[0054] ・心血管異常(MondyおよびTebas、2007)であって、脂質代謝障害(Hui、2003;Jonesら、2005;Moyle、2007)、アテローム(de Saint Martinら、2006;ThomasおよびSmart、2007;van Wijkら、2006)、内皮細胞病変(Chenら、2005;Jiangら、2006;Zhongら、2002)および脂肪細胞分化異常(Kimら、2006;Rocheら、2002)を伴う。脂質代謝異常は、スタチン(Benesicら、2004;Liangら、2006;Malonら、2006)またはコレステロールの腸吸収阻害剤(Negredoら、2006)によって治療することができた。メタボリック症候群において変化するパラメータのいくつかを部分的に正常化するプラバスタチン(Yamagishiら、2006)は、コレステロール血症をあまり改善することなく皮下脂肪組織の増加を引き起こす(Gharakhanianら、2006;Mallonら、2006)ことに注意されたい。]
[0055] ・低アンドロゲン血症に関連した臨床徴候は男性において頻繁に認められ(Cohan、2006)、HIV陽性の女性の早期閉経の症例は、いくつかの出版物の主題である(Cohan、2006、Ferreiraら、2007)。]
[0056] ウイルスプロテアーゼ阻害剤(PI)は、プロテアーゼを含む複数の細胞標的を有する:
・プロテアソームの阻害(Piccininiら、2005)は、数多くの細胞機能、すなわちタンパク質代謝回転、細胞周期制御、アポトーシス、遺伝子転写、シグナル伝達、老化、ストレス応答など(Naujokatら、2007)に対するタンパク質分解性の会合の役割によって、変化に富んだ結果を有する。例えば、PIが脂肪細胞分化を阻害する方法の1つには、脂肪細胞分化に関与するメタロプロテアーゼ(亜鉛)MMP9をコードする遺伝子の転写を制御するNFkB転写調節因子が産生されないことが必要である(Bourlierら、2005;De Barrosら、2007)。]
[0057] ・別の例は、インシュリンが関与するシグナル伝達経路である(Rudichら、2005;Schuttら、2004)。PIは、インシュリン分解酵素の活性を阻害し(Hamelら、2006)、インシュリン分泌を担うカリウムチャンネルを遮断し(Neyeら、2006)、Glut4グルコース輸送体と相互作用し、(Hertelら、2004)、輸送体の原形質膜への挿入を妨害する(Hruz、2006;Parkerら、2005)。]
[0058] ・同様に、PIは、IGF1を含むチロシンキナーゼ活性受容体の活性化によって関与するAktキナーゼによるシグナル伝達経路を遮断する(Guptaら、2005)。IGF1は、筋萎縮または筋肥大を直接制御する(Glass、2003)。]
[0059] ・PIは、Ca++依存性の細胞基質プロテアーゼであるカルパインを阻害することによって抗アポトーシス効果を発揮し(Ghibelliら、2003;Lichtnerら、2006)、自己貪食液胞の形成に不可欠なATG5切断によるアポトーシス−自己貪食のバランスを制御する(Yousefiら、2006)。]
[0060] ・2種類のその他の酵素系、すなわち、腸または肝臓のサブファミリー3Aの特定のP450シトクロム(Granforsら、2006)はPIによって阻害され、一方、サブファミリー2Aのその他のP450シトクロムはその他の輸送体(Dixitら、2007;Yehら、2006)と同時に誘導され(Yehら、2006)、REにおけるグルクロン酸抱合、特にビリルビンのグルクロン酸抱合(Zhangら、2005)は、PIによって阻害される。]
[0061] ・複数の酵素活性の阻害、すなわち、プロテアソームが小胞体ストレス、UPR(小胞体ストレス応答)の活性化および転写調節因子が出現した核の小胞体のシグナル伝達機構の関与を誘導する(Zhouら、2006)。数多くの出版物が、コレステロールを含む脂質の代謝を調節する遺伝子の活性化を制御するSREBP(ステロール応答因子結合タンパク質)アイソフォームの量の増加を示している(Colganら、2007;Miserezら、2002;Nguyenら、2000;Williamsら、2004;Zhouら、2006;Zhouら、2005)。PIによるSREBP転写の誘導はまた、分化プロセスにおける脂肪細胞のトランスクリプトームの研究(チップ、定量的PCR)によっても示されており(Pacentiら、2006)、その効果はユビキチン−プロテアソーム系によってSREBPが分解されないと増加する。]
[0062] PIは、肝細胞および脂肪細胞におけるSREBPの核内蓄積を誘導し、脂質代謝に影響を及ぼす(脂肪酸およびコレステロールの合成を増加させる)(Hui、2003;Riddleら、2001)。]
[0063] ・脂肪細胞のインビトロ分化を分析している同じパリのチームによる3つの文献は、PIがインシュリン抵抗性症候群、すなわちラミンA局在の異常と関連した核質におけるSREBPの局在異常を引き起こし(Caronら、2001)、SREBP切断を阻害し(ゴルジプロテアーゼS−1PおよびS−2Pによる、Seidahら、2006参照)、脂質代謝酵素の合成に影響を及ぼし、すなわちラミンAの成熟異常が生じるが、ラミンBの成熟は変化せず(Caronら、2003)、LMNA遺伝子の変異に関連した脂肪萎縮症に認められるミトコンドリアストレスとPI処理によって得られたストレスは類似している(Caronら、2007)ことを次々と示している。]
[0064] これらの研究の利点の1つは、特定のPIがプレラミンAの成熟に関与するプロテアーゼ(FACE1またはZMPSTE24)を阻害することを強く示唆していることで、データはアメリカのチームによって確かめられた(Coffinierら、2007)。対照的に、これらのPIは、切断が成熟に必要なプレラミンBの切断だけでなくRas単量体タンパク質Gの切断に関与するプロテアーゼFACE2(またはRce1、Ras変換酵素1)の活性には影響を及ぼさない(WrightおよびPhilips、2006)。最近の定量的RT−PCR研究によって、PIはラミンCをコードするmRNAの量を変化させずにラミンAをコードするmRNAの量の減少を引き起こすことが示されている(Mirandaら、2007)。]
[0065] ・PIは、ミトコンドリアに向かうシグナルの切断、ミトコンドリアタンパク質の再生およびミトコンドリアの融合およびアポトーシスに関連する特定のミトコンドリアGTPase(OPA1)の制御を担うミトコンドリアプロテアーゼを阻害する(Mukhopadhyayら、2002;Roehl WhiteおよびLauring、2007)。]
[0066] ・カルパインに対する作用とは関係なく(前記参照)、PIは、アポトーシス誘発刺激によって引き起こされる内膜の脱分極をタンパク質UCP2で遮断することによって、Tリンパ球に抗アポトーシス効果を発揮する(Matarreseら、2003;Matarreseら、2005)。]
[0067] ・したがって、PIはこうしてAIDSウイルスに特異的なアスパルチルプロテアーゼの様々な酵素を阻害することに注意されたい(Dunnら、2002)。文献は現在この点に関しては言及してないが、PIはまた、ある種の真核細胞アスパルチルプロテアーゼ(「Degradome」:http://www.uniovi.es/degradome/のサイトを参照)、例えば、ペプチダーゼペプチドシグナルであるプレセリン、またはユビキチン化タンパク質を分解するためにプロテアソームおよびユビキチン化タンパク質の両方に結合できるDdi1(DNA損傷誘導タンパク質)を阻害することができる(Sirkisら、2006)。]
[0068] ウイルスのヌクレオシド逆転写酵素阻害剤(NRTI)はまた複数の細胞標的を有し、そのうちの最も重要なものの1つがミトコンドリアである:
・あまり研究されていないウイルスの非ヌクレオシド逆転写酵素阻害剤は、T細胞系のアポトーシスを誘導する間、ウイルス酵素に対してより特異的な作用を有するものと思われる(Pilonら、2002)。]
[0069] ・NRTIは、核DNAに組み込まれ(Oliveroら、1999)、その突然変異誘発効果が細胞周期の遮断の原因となり得る(Oliveroら、2005)。ミトコンドリアのDNA複製および修復(HudsonおよびChinnery、2005)を担うガンマポリメラーゼDNAの突然変異が報告された(Yamanakaら、2007)。]
[0070] ・少数の出版物によって、NRTIは、分枝を組み込んだ糖前駆体のゴルジ体におけるヌクレオチド輸送体を妨害することによって、N−グリコシル化(小胞体における)、O−グリコシル化および分枝を組み込んだ糖の改変(ゴルジ体における)を阻害することが示されている(Lizziら、2007)。いくつかの筋ジストロフィーは、グリコシル化の遺伝的異常に関連している(Muntoniら、2004;PercivalおよびFroehner、2007)。]
[0071] ・NRTIは、特殊化された輸送体ファミリーによってミトコンドリアマトリクスのデオキシヌクレオシド2リン酸に輸送され、DNAポリメラーゼガンマによってミトコンドリアDNAに組み込まれる前にミトコンドリアキナーゼによってリン酸化される(Palmieri、2004)。]
[0072] ・NRTIの遺伝毒性は、ミトコンドリアDNA突然変異率の増加およびミトコンドリアにおけるそのコピー数の減少の原因となる(KohlerおよびLewis、2007、Olivero、2007)。]
[0073] ・ミトコンドリアDNAの異常およびDNAポリメラーゼガンマ作用の異常は、呼吸鎖およびATP合成酵素の複合体を、核ゲノムによってコードされ移入されたタンパク質と共に構成する内膜の13個のタンパク質の合成に影響を及ぼす。ミトコンドリアDNAおよびそのポリメラーゼの破壊は、例えば、シトクロム酸化酵素IIの量の減少(Vidalら、2006)、活性酸素種(ROS)の産生(Jiangら、2007)と共に脂肪萎縮症および心血管合併症に関与する肝細胞、脂肪細胞、心筋細胞および上皮細胞への影響の原因となる。]
[0074] 血漿乳酸レベルの上昇は、抗レトロウイルス治療によって引き起こされるミトコンドリア機能不全の判定基準の1つである(2007;Johnら、2001)。]
[0075] ・NRTIはまた、テロメラーゼ活性を阻害し、テロメアの短小化を引き起こす(Olivero、2007;Yamaguchiら、2001)。]
[0076] 結論として、抗レトロウイルス治療は正常な老化または加速老化を説明しようとするいくつかの細胞理論において一緒に分類された代謝機構および経路に影響を及ぼす:
・「ミトコンドリア理論」:
・LMNA遺伝子が早老症に関与するという発見と共に2003年に出現した「核およびラミン」理論、
・「テロメア」理論、
・特にタンパク質p53、NF−κBによる「遺伝子転写調節」理論、
・いくつかが膜受容体によって活性化されるシグナル伝達経路の関与する「代謝」理論、
・早期老化、または対照的に、寿命延長のいくつかの動物モデルは、これらの理論のそれぞれに関与する代謝経路と相互作用の間、細胞規模では細胞基質と特にタンパク質分解機構との間(Grillariら、2006)、ミトコンドリア、核および原形質膜の間(Irminger−Finger、2007;Kenyon、2005;MartinおよびLoeb、2004;QuarrieおよびRiabowol、2004)に部分的重複があることを示している。]
[0077] 早期老化、または対照的に、寿命延長のいくつかの動物モデルは、これらの理論のそれぞれに関与する代謝経路と相互作用の間、細胞規模では細胞基質と特にタンパク質分解機構(Grillariら、2006)、ミトコンドリア、核および原形質膜の間(Irminger−Finger、2007;Kenyon、2005;MartinおよびLoeb、2004;QuarrieおよびRiabowol、2004)に部分的重複があることを示している。]
[0078] 2.老化の「ミトコンドリア」理論(添付の図6)
老化のミトコンドリア理論の主要な3つの構成成分は、i/呼吸鎖の複合体IおよびIIによる活性酸素種(ROS)産生の増加、ii/それらの機能不全の進行、ならびにiii/ミトコンドリアDNA損傷の蓄積である(Balabanら、2005;Meissner、2007;Wallace、2005)。] 図6
[0079] ミトコンドリアDNAは、DNAポリメラーゼガンマを標的とするROSの影響に対して核DNAよりも敏感である(Graziewiczら、2002;Richterら、1988)。プルーフリーディング機能においてDNAポリメラーゼガンマ発現が欠如している2種類のマウスモデルは、ミトコンドリアDNAの突然変異によって老化が加速していることを示す(Kujothら、2005;Trifunovicら、2004)。ROSのミトコンドリア毒性は、寿命が延長しているトランスジェニックマウスモデルではミトコンドリアに対するペルオキシソームカタラーゼの過剰発現によって除去することができる(Schrinerら、2005)。]
[0080] ヒトにおいて、老化には、呼吸鎖の機能を含むミトコンドリア機能の低下(Shortら、2005;Trifunovicら、2005)、および神経変性疾患に非常に特異的に認められるミトコンドリアDNA欠落の増加(Benderら、2006;Kraytsbergら、2006)が伴う。]
[0081] まだ理解の不十分なミトコンドリアから核へのシグナル伝達機構によって、特に老化段階またはROS誘導性病理においてタンパク質p32が関与するようになっている(Jiangら、1999;Storz、2006)。核ゲノムによってコードされ、次いでミトコンドリアマトリクスに輸送されたこのタンパク質は、転写(Chattopadhyayら、2004)およびmRNAのスプライシング(Petersen−Mahrtら、1999)を制御する核質に再度搬出される(Brokstadら、2001)。このタンパク質は、核膜の核質面に局在するラミンB受容体と相互作用する(Mylonisら、2004;SimosおよびGeorgatos、1994)。]
[0082] 核からミトコンドリアへのシグナル伝達機構には、細胞基質で合成され、次にミトコンドリアへ輸送される、核ゲノムによってコードされる約1500個のタンパク質が関与する(Calvoら、2006;Truscottら、2003)。]
[0083] これらのタンパク質の中で、p53はマウスモデルにおける加速された老化に関与し(Tynerら、2002)、「核」理論の場合では調節解除に関係する(以下参照)。タンパク質p53はミトコンドリアでの呼吸を制御し(Matobaら、2006)、核遺伝子転写を制御することによって酸化促進物質および抗酸化物質としての効果を発揮する(BensaadおよびVousden、2005;Sablinaら、2005)。p53は、DNAポリメラーゼガンマと相互作用することによってミトコンドリアDNAの安定性を維持する(Achantaら、2005)。]
[0084] 最後に、ミトコンドリア分裂(分割)および融合の機構は、ミトコンドリア外膜(Drp1、ミトフシンなど)およびミトコンドリア内膜(OPA1)の複数のGTPアーゼおよび複数の関連タンパク質(Fis1など)に関連があり、細胞老化プロセスを調節し、すなわち融合が持続してミトコンドリアネットワークが延長すると細胞老化プロセスが誘導され、内膜の2面の間の潜在的な違いが減少し、ROSの産生およびDNA病変が増加する。これらの表現型の変更は、ミトコンドリアネットワークを分断することによって中和される(Leeら、2007)。]
[0085] 3.「核およびラミン」理論における遺伝的加速老化症候群の機構
ラミンは、核質に限定して局在する中間体フィラメント形成タンパク質である。LMNA遺伝子は主に、選択的スプライシングによって生成されるラミンAおよびCをコードする。2種類のその他の遺伝子はラミンB1およびB2をコードする。]
[0086] ラミンAおよびBは、細胞基質内において前駆体の形態で合成され、複数の成熟ステップを受ける。3種類のタンパク質は、C末端にCaaXボックス(システイン、2個の脂肪族アミノ酸、1個の無関係なアミノ酸)を有する。このCaaX配列は、ラミンAおよびB(およびヒトゲノムの約300個のその他のタンパク質)をファルネシル化することができる。ファルネシル残基(15個の炭素原子を有するイソプレノイド)は、コレステロール合成経路の中間ステップで合成される(添付の図7)。細胞基質酵素、ファルネシルトランスフェラーゼはシステインのファルネシル残基に結合させる。] 図7
[0087] 脂肪酸残基の存在によって、小胞体(ER)の包膜の細胞基質層にプレラミンAおよびBを固定することができる。その後プレラミンAおよびBはFACE1(ZMPSTE24)またはFACE2(Rce1)それぞれによって切断され、C末端最後の3個のアミノ酸aaXを失う。ERの包膜にまだ固定されているタンパク質は、既にファルネシル化されているシステインにメチル基を結合する第2の酵素、ICMTの作用を受ける。]
[0088] ラミンBの成熟は、このステップで終結する。これらのタンパク質はERの核膜面、次いで核膜の細胞基質面を滑り、核膜孔を通過し、核膜の核質層に局在して、そこでこれらのタンパク質は核ラミナの形成に関与するようになり、ラミンB受容体を含む複数のタンパク質と相互作用する。核膜に固定されることによって、ラミンBは核マトリクス中には存在せず、核質内にあって核膜からは遠位にある。]
[0089] 同一C末端システイン上でファルネシル化され、カルボキシメチル化されたプレラミンAは、最後の15個のアミノ酸がFACE1によって(おそらくRce1によって)タンパク質分解的に切断することによって最終的な成熟ステップを受ける。ラミンAはERへの固定が解除されて可溶性になり、全可溶性タンパク質のように、必要な移行複合体を動員する核内移行シグナルによって核膜孔を通って核質内へ輸送される(ラミンCのように)(添付の図8)。] 図8
[0090] 核質において、ラミンA(およびC)は、核膜下の核ラミナに局在し、核膜の核質層に挿入された数多くのタンパク質と相互作用する。ラミンAおよびCはまた(ラミンBとは異なり)、核質の残部に分散し、核マトリクスまたは核骨格の形成に関与するようになる(添付の図6)。] 図6
[0091] 核マトリクスは、核ゲノムの機能、すなわち、複製、DNA修復、RNA転写、mRNAスプライシング、その他のRNAの成熟などを制御し、ラミンAおよびCを含むその構成要素は、遺伝的ラミノパシーで認められた異常によって示されるように、核質に輸送された多数のタンパク質(p53、SREBPなど)と相互作用する(Broersら、2006;Vlcekら、2001;VlcekおよびFoisner、2006)。核膜および膜貫通タンパク質の核質勾配、ならびにラミナのラミンは、使用前および遺伝子発現調節中に転写調節因子の保存に関与する(HeessenおよびFornerod、2007;Shaklaiら、2007)。]
[0092] 1999年から発見された最初のラミノパシーは、所与の組織、骨格筋、心筋などで顕著な疾患として示されたが、ラミンはいたる所に存在するタンパク質である(VlcekおよびFoisner、2007a;VlcekおよびFoisner、2007b;WormanおよびBonne、2007)。脂肪萎縮症は脂質代謝異常およびインシュリン抵抗性と関連があり、脂肪組織の体内分布の障害を伴い、抗レトロウイルス治療中に認められる脂肪萎縮症と類似している(Capeauら、2005)。]
[0093] 「全身性」ラミノパシー、すなわち下顎末端異形成症(OMIM 248370;(Agarwalら、2003;Novelliら、2002)、ハッチンソンギルフォード早老症(OMIM 176670;(De Sandre−Giovannoliら、2003;Erikssonら、2003)、拘束性皮膚障害(OMIM 275210;(Navarroら、2005;Navarroら、2004)は2002年以後に発見された。これらは、患者の体組織全て、すなわち皮膚および付属器、骨格筋および心筋、骨および軟骨組織、脂肪組織およびその代謝産物に関与するが、特に、加速した老化を伴い、最も重篤なのは拘束性皮膚障害で、出生時に死亡する。これら3種の疾患は、ラミンAおよびCをコードするLMNA遺伝子の突然変異またはプレラミンを2段階で切断するERのプロテアーゼをコードするFACE1遺伝子(ZMPSTE24)のいずれかの変異と関連がある。LMNA遺伝子の突然変異は、プレラミンAのFACE1による認識部位の消失を引き起こし、このタンパク質は切断されず、したがってファルネシル残基を保持し、ラミンBのように包膜を滑ることによって核質に輸送される(Panら、2007)。ファルネシル化プレラミンAは核膜の核質側に固定されたままになり、ラミナの構築およびラミナと包膜の膜タンパク質との間の相互作用を破壊し、特徴的な核変形に関与する(Goldmanら、2004)。]
[0094] 核マトリクスの残部はラミンAを有さず、多数の機能的結果、例えば、p53の下流経路の活性化(Varelaら、2005)、有糸分裂の異常(Caoら、2007;Dechatら、2007)およびDNA修復の異常(Liuら、2005;Liuら、2006;Liuら、2007b)などが生じ、細胞老化をもたらす(Kudlowら、2007)。早老症患者の細胞のトランスクリプトームの分析によって、アテローム性動脈硬化に関与する遺伝子発現の異常が示された(Csokaら、2004)。]
[0095] ある種の抗レトロウイルス薬、特に、ZMPSTE24(FACE1)を阻害するPIで治療された患者における加速老化は、同じ機構に従うものと考えられる。]
[0096] 早老症に関与するLMNA遺伝子の突然変異によって、潜在的スプライシング部位が曝露され、150ヌクレオチドが欠如したプロゲリンをコードするmRNA、50個のアミノ酸が欠如し、ファルネシル基を保持したプレラミンAの合成が引き起こされる。同様のタンパク質が、年齢に伴うスプライシング機構の誤差によるLMNA遺伝子のいかなる変異も存在しない生理学的老化の間に産生される(ScaffidiおよびMisteli、2006)。プロゲリンは、基底膜下ならびに表皮細胞中に局在する皮膚線維芽細胞に蓄積される。それは、皮膚老化のマーカーとなることができた(McClintockら、2007)。]
[0097] 早老症の患者の細胞に見出される核の変更(細胞基質への核質のバルジ、包膜の崩壊、核輪郭の不規則性など)はまた、核膜およびラミナを一時的に崩壊させることによって、核膜孔によって核質に輸送するには大きすぎる複合体であるAIDSウイルスの組み込み前複合体の侵入を容易にする、ウイルスタンパク質Vprによって誘導される一時的変更と類似している(de Noronhaら、2001)。これらの核輸送機構の最近の概説(SuzukiおよびCraigie、2007)。]
[0098] エメリ−ドレフュス型筋ジストロフィーでは変異するエメリンを含む核膜の核質面の複数のタンパク質は、AIDSウイルスの核質への貫通および分裂しない細胞の感染に不可欠であることも示されている(JacqueおよびStevenson、2006)。]
[0099] したがって、遺伝的ラミノパシーという用語は、ラミンをコードする遺伝子、非常に具体的には、ラミンAおよびCをコードするLMNAにおける変異から生じる病変を含むが、ラミン成熟に関与するタンパク質を含む関連タンパク質の変異によって引き起こされる病変も含む。]
[0100] したがって、核マトリクスのレベルでPIによって誘導される異常は、後天性および医原性のラミノパシーを表す。遺伝的であろうと後天的であろうと、各マトリクスにおけるこれらの異常はゲノムの不安定性および細胞老化をもたらす(Mehtaら、2007;OberdoerfferおよびSinclair、2007)。]
[0101] 4.老化の「テロメア」理論
細胞老化は、核有糸分裂において短小化するテロメアの長さを測定する「時計」、すなわち、触媒性テロメラーゼサブユニットの活性によって補償することができる現象によって制御される(GilsonおよびGeli、2007;StewartおよびWeinberg、2006)。]
[0102] 特に単核化した血液細胞におけるテロメア長の直接測定を可能にする定量的PCR(Cawthon、2002;GilおよびCoetzer、2004;Njajouら、2007)が出現する前は、テロメラーゼ活性の測定(TRAPアッセイ)は、抗レトロウイルス薬で治療された患者の細胞で実施され、特に、分析したTリンパ球のサブタイプに応じて、結果が変動していた(Effros、2000)。]
[0103] NRTIは、テロメラーゼ活性を阻害する(Olivero、2007、Yamaguchiら、2001)。]
[0104] ラミンAの異常は、テロメラーゼ活性の抑制を引き起こし、テロメア短小化の加速をもたらす。これらの効果は、細胞が触媒性テロメラーゼサブユニットを過剰発現するように形質移入されていようといなかろうと、早老症の患者の細胞で認められる(Wallisら、2004)。早老症におけるように、形質移入後正常な、変異した、または欠失したラミンAを過剰発現する健康な被験者の線維芽細胞で、同等の結果が得られた(Huangら、2008)。したがって、核マトリクスおよびラミナのレベルで核マトリクスに関連した核膜のタンパク質は、直接的または間接的にテロメラーゼ活性を制御する(Panditaら、2007)。]
[0105] 5.特定の転写調節因子、特に、p53およびNF−κBは、老化またはその調節に関与する。]
[0106] タンパク質p53(Zafon、2007)およびNF−κB(HaydenおよびGhosh、2004)のファミリーは、多数の遺伝子の転写を制御し、老化現象に関与する。これらのタンパク質はまた、老化のその他の理論で記載された機構に関与し、互いに関連している。]
[0107] 細胞周期の制御、ストレス応答、腫瘍形成およびDNA損傷修復におけるよく特徴付けられたその機能と並んで(Fusterら、2007;HeltonおよびChen、2007;SenguptaおよびHarris、2005)、p53は細胞老化に関与する(例えば、(BauerおよびHelfand、2006;Ben−PorathおよびWeinberg、2005;PapazogluおよびMills、2007;SharplessおよびDePinho、2002;Tynerら、2002参照)。外膜のアポトーシス性分子との相互作用によるアポトーシスの活性化におけるp53の役割とは関係なく(Manfredi、2003;Miharaら、2003;Mollら、2005)、タンパク質p53はまた、変異がウェルナー症候群の原因となる(Broshら、2001;Sommersら、2005)ヘリカーゼの機能化、テロメア調節(Wynford−Thomas、1996)およびミトコンドリア呼吸の制御(Matobaら、2006)におけるラミノパシーによって誘導される異常と関与する(Varelaら、2005)。p53はまた、「インシュリン−IGF1−klotho」代謝経路を調節する(以下参照)。]
[0108] NF−κBはまた、多くの代謝経路に関与する。培養した線維芽細胞においてRNA干渉によってNF−κBを不活性化すると、代謝経路は老化から防御される(Hardyら、2005)。同様に、マウス上皮細胞においてNF−κBを発現させることによって誘導できる遮断は、マイクロアレイによって分析された数多くの遺伝子の発現を変更することによって老化を遅延させる(Adlerら、2007)。]
[0109] 6.カロリー制限およびインシュリン、IGF1およびklothoホルモンのシグナル伝達経路による老化の「代謝」理論は、原形質膜、核およびミトコンドリアに関連する。]
[0110] カロリー制限は、齧歯類の寿命を延長させる(BoroneおよびGuarente、2005)。カロリー制限は、ヒストン(クロマチンの再構築を伴う)(VijgおよびSuh、2006)、数多くのその他の核タンパク質(p53を含む転写因子、DNA修復に関連したタンパク質など)、ならびに細胞基質(チューブリン)およびミトコンドリアのタンパク質を標的とする脱アセチル化酵素サーチュインを活性化する(GuarenteおよびPicard、2005;NorthおよびVerdin、2004;PorcuおよびChiarugi、2005)。]
[0111] カロリー制限は、内皮型NO合成酵素、eNOSの発現によってミトコンドリアの生合成を引き起こし(NisoliおよびCarruba、2006;Nisoliら、2005)、ROS産生の増加をもたらす(GredillaおよびBarja、2005)。]
[0112] 老化に関連したインシュリンおよびIGFシグナル伝達経路(Bartke、2005;RussellおよびKahn、2007)は、カロリー制限によって阻害される(Holzenbergerら、2004;Masoro、2004)。]
[0113] カロリー制限はまた、klothoホルモンによって調節されるシグナル経路を阻害し(Kurosuら、2005;Unger、2006)、klothoホルモンの変異はマウスにおける早期老化を伴う(Kuro−oら、1997)。klothoは、FGF−23受容体によって誘導される応答の調節因子である(Kurosuら、2006)。klothoおよびFGF−23の変異は、ビタミンD過剰症によって引き起こされることが知られており、ビタミンD効果を増加させる遺伝子の欠失によって修正される同じ早期老化表現型を誘導する(RazzaqueおよびLanske、2006)。klothoはまた、Wnt受容体の応答を遮断し、老化に関与する代謝経路の多様性を示す(Liuら、2007a)。最後に、インシュリンは、ホスファチジル−イノシトール3キナーゼによって、klothoの膜貫通前駆体のADAMファミリーのメタロプロテアーゼによる切断およびklothoの細胞外媒体への放出を促進する(Chenら、2007)。]
[0114] タンパク質p53はまた、これらの代謝経路の調節に関与する(Campisi、2004;de Oliveira、2006;Kimら、2007;Schmidら、2007)。]
[0115] タンパク質p66shcは、インシュリンおよびIGF1の原形質膜受容体、核およびミトコンドリアの間の情報交換シグナルの1つである(MartinおよびFriedman、2004)。KO p66shc−/−マウスは、ストレスへの高い抵抗性および寿命の延長を示す(Migliaccioら、1999)。P66shcはp53の標的で、ミトコンドリアに局在し、代謝およびミトコンドリアのROS産生を制御する(Migliaccioら、2006;Nemotoら、2006;Orsiniら、2004;Trineiら、2002)。p66shcの欠如は、心筋幹細胞の老化を阻害し、心筋発作を防御し、2つの現象は糖尿病によって誘導される(Rotaら、2006)。p66shcはまた、酸化還元酵素である。細胞ストレスに応じて、p66shcは、ミトコンドリアに輸送され、シトクロムCによって伝達される電子を使用してH2O2を合成する(すなわち、細胞H2O2の30%、残部はペルオキシソームによって産生される)膜間腔に局在する(Giorgioら、2005)。H2O2は、寿命を調節するための細胞内シグナルである(Giorioら、2007)。]
[0116] 仏国特許出願第06/06097号]
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発明が解決しようとする課題

[0118] 長い研究の末、本発明者らは、ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA還元酵素阻害剤(スタチンファミリー)およびファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤(アミノビホスホネートファミリー、NBP)またはそれらの生理学的に許容される塩の1種の組み合わせは、C15およびC20、または特徴付けられていない形態によるタンパク質プレニル化経路全体に対して作用するという意味で、細胞内におけるプレニル化タンパク質の蓄積および/または残存に関連する病理学的または非病理学的状態の有効な治療であることを示した。本発明者らはまた、ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還元酵素阻害剤およびファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤の組み合わせが早老症の患者の線維芽細胞における正常な表現型の回復において相加的効果を有することを確認した。組み合わせの効果は、1つまたはもう1つの阻害剤を個々に使用した効果よりも明らかに優れている(Varelaら、2008(54再出))。]
[0119] 早老症の患者の細胞に対して組み合わせを用いると、タンパク質プレニル化が阻害され、したがって、ファルネシル化されていないプレラミンAが出現し、核の徴候が改善され、DNA再分配の異常が部分的に改善される。プレニル化阻害はまた、拘束性皮膚障害のマウスモデルにおいて認められ、マウスの寿命は一部回復する(Varelaら、2008(54再出))。抗レトロウイルス治療は、複数の代謝経路および複数の細胞区画、細胞基質、核質およびミトコンドリアを標的とする。]
[0120] これらの治療の副作用は、LMNA遺伝子またはZMPSTE24遺伝子の突然変異によって引き起こされる遺伝的ラミノパシーの患者で認められる臨床的および生物学的徴候のいくつかを再度生じさせる。これらの突然変異に共通な点は、それらがラミンAまたはプレラミンAに結合したファルネシル基を保持していることである。このファルネシル基は、ラミンAをラミナレベルで核膜の核質側に固定し、一方、核質の残部は可溶性ラミンAを含まない。]
[0121] ラミンA分布のこれら2つの異常は、いくつかの核代謝経路(DNA複製および修復、遺伝子転写、テロメア短小化など)のレベルの有害な結果を引き起こし、ミトコンドリアを含むその他の細胞区画にも有害な影響を与える。細胞の一般的な機能不全は、老化を加速させ、細胞寿命を短縮させる。]
[0122] レトロウイルス治療の1ファミリー、プロテアーゼ阻害剤は、ZMPSTE24を阻害し、プレラミンAの成熟を遮断し、ファルネシル化プレラミンAの細胞内の残存を引き起こす。添付の図9は、本発明者らによって開発され、プレラミンの成熟異常およびそれらの機能的結果に基づく老化理論を概略的に示している。] 図9
[0123] さらに、ウイルスプロテアーゼ阻害剤である、抗レトロウイルス薬の第2のファミリーのウイルスヌクレオチド逆転写酵素阻害剤のミトコンドリアに対する間接的効果は、その機能異常が老化に関係することが知られている小器官ミトコンドリアを直接破壊する。]
[0124] したがって、これら2種類の抗レトロウイルス治療がAIDSウイルスに感染した患者において老化の加速を引き起こす機構を分析し、これらの機構が遺伝的ラミノパシーの患者において老化の加速を引き起こす機構と同等であることを確かめるのが目的である。]
課題を解決するための手段

[0125] 本発明者らは、抗レトロウイルス治療の前述の副作用を、
− 少なくとも1種のヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還元酵素阻害剤またはその生理学的に許容される塩の1種、および
− 少なくとも1種のファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤またはその生理学的に許容される塩の1種
を含む組成物、またはそれらを組み合わせた治療によって最小限に抑えることができることを推定した。]
[0126] したがって、本発明は、少なくとも1種のヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還元酵素阻害剤、少なくとも1種のファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤またはその生理学的に許容される塩の1種および抗HIV薬を含む抗HIV組成物に関する。]
[0127] この組成物は、例えば、細胞内におけるプレニル化タンパク質の蓄積および/または残存に関連する病理学的または非病理学的状態を治療するために企図することができる。特に、本発明によれば、この組成物はHIV感染患者の治療に有用である。]
[0128] 本発明はまた、抗HIV薬が抗レトロウイルス薬または抗レトロウイルス薬の混合物である本発明の組成物に関する。]
[0129] 本発明はまた、抗HIV薬がプロテアーゼ阻害剤または逆転写酵素阻害剤である本発明の組成物に関する。]
[0130] 本発明はまた、抗HIV薬がホスアンプレナビル、ロピナビル、リトナビル、アンプレナビル、アタザナビルおよびインジナビルを含む群から選択されたプロテアーゼ阻害剤である本発明の組成物に関する。]
[0131] 本発明はまた、抗HIV薬がジドブジン、ラミブジン、ジダノシンおよびエプジコムを含む群から選択された逆転写酵素阻害剤である本発明の組成物に関する。]
[0132] 本発明の組成物では、抗HIV薬はまた、ウイルスの1種または複数の抗プロテアーゼおよび/またはウイルスの1種または複数の逆転写酵素阻害剤および/またはウイルスの細胞侵入の1種または複数の阻害剤および/または1種または複数のインテグラーゼ阻害剤および/または抗ウイルス効果を有するその他の任意の治療薬、特に国内および/または国際規制委員会および科学団体によって認識されている任意の治療薬を組み合わせたものであってもよい。]
[0133] 本発明はまた、ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還元酵素阻害剤およびファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤の両方である化合物を使用した本発明の組成物に関する。]
[0134] 非常に具体的には、本発明による組成物は、プロゲリンの細胞内での蓄積および/または残存に関連した副作用を発症しているHIV感染患者の治療を企図しており、さらにより具体的には、切断型もしくは修飾型、または非切断型もしくは非修飾型のファルネシル化プレラミンAの細胞内での蓄積および/または残存に関連した状態の治療を企図している。]
[0135] 本発明によれば、任意のファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤またはその生理学的に許容される塩の1種を本発明による組成物の調製に使用することができる。]
[0136] 生理学的に許容される塩は、例えば、塩化水素酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸またはリン酸、カルボン酸、例えば、酢酸、ギ酸、プロピオン酸、安息香酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸、酒石酸、クエン酸、シュウ酸、グリオキシル酸、アスパラギン酸など、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸などのアルカンスルホン酸およびベンゼンスルホン酸もしくはパラトルエン酸などのアルカンアリールスルホン酸で形成される塩であってもよい。]
[0137] 特に、ファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤は、ポリホスホネートファミリーの構成要素の1つ、特にアミノビホスホネート(NBP)、またはその生理学的に許容される塩の1種であってもよい。]
[0138] ポリホスホネートは、骨粗鬆症および骨再生の治療に通常使用される合成分子である。]
[0139] ホスホネートという用語は、ホスフェートと非常に類似した分子に適用する。]
[0140] ]
[0141] ビホスホネート(BP)の核は、例えば、ATPのようにP−O−P結合と同等であるが、酸素が炭素によって置換されている。これはこれらの分子に非常に特異的な安定性をもたらしている。]
[0142] 単純なビホスホネートは、ADPと同等で、2個のリン酸基(O3P−)がビビホスホネート基によって置換されている。]
[0143] ]
[0144] 中心の炭素は、リン酸の酸素とは異なり、2つの結合にまた関与することができ、これはビホスホネートの特異性を構成するこの炭素に付加した基の性質である。]
[0145] 「側」鎖(R1およびR2)がアミン官能基(NH)、またはより一般的には1個または複数の窒素原子を含むとき、アミノビホスホネートまたはNBPと称する。]
[0146] もちろん、その他の置換基を酸素に結合させることができる。]
[0147] ピロリン酸または溶液中のピロリン酸塩(PPi)は、]
[0148] 基質輸送体として数多くの代謝反応で使用され、反応の終了時に回復する。ピロリン酸塩に結合した分子を使用する代謝経路の1つは、タンパク質プレニル化の代謝経路である。]
[0149] イソペンテニル−PP(C5をベースにした単位)をゲラニル−PP(C10)に付加してファルネシルPPとする、ファルネシルピロリン酸合成酵素(FPS)によって触媒される反応は、PPiを遊離する。]
[0150] NBPによって特異的に阻害されるのはこの段階である。]
[0151] この点に関して、一例として、アミノビホスホネート(ファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤)は、
−アレンドロ酸またはそのイオン型、アレンドロネート
−クロドロン酸またはそのイオン型、クロドロネート、
−エチドロン酸またはそのイオン型、エチドロネート、
−イバンドロン酸またはそのイオン型、イバンドロネート、
− メドロン酸またはそのイオン型、メドロネート、
−ネリドロン酸またはそのイオン型、ネリドロネート、
−オルパドロン酸またはそのイオン型、オルパドロネート、
−パミドロン酸またはそのイオン型、パミンドロネート、
−リセドロン酸またはそのイオン型、リセドロネート、
−チルドロン酸またはそのイオン型、チルドロネート、
−ゾレドロン酸またはそのイオン型、ゾレドロネート、
− 4−N,N−ジメチルアミノメタンジホスホン酸またはそのイオン型、ジメチルアミノメタンジホスホネート、
− α−アミノ−(4−ヒドロキシベンジリデン)ジホスホネート
から選択することができる。]
[0152] 好ましくは、本発明によれば、ゾレドロン酸(ゾレンドロン酸とも呼ぶ)またはそのイオン型、ゾレドロネート(ゾレンドロネートとも呼ぶ)を使用することが好ましい。]
权利要求:

請求項1
−少なくとも1種のヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還元酵素阻害剤またはその生理学的に許容される塩の1種、−少なくとも1種のファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤またはその生理学的に許容される塩の1種、および−少なくとも1種の抗HIV薬を含む組成物。
請求項2
HMG−CoA還元酵素阻害剤がスタチンのファミリーの1分子またはその生理学的に許容される塩の1種である、請求項1に記載の組成物。
請求項3
HMG−CoA還元酵素阻害剤が水溶性スタチンである、請求項2に記載の組成物。
請求項4
HMG−CoA還元酵素阻害剤が、アトルバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、リバスタチン、メバスタチン(またはコンパクチン)、フルインドスタチン、ベロスタチン、フラバスタチン、ダルバスタチン、セリバスタチン、ペントスタチン、ロスバスタチン、ロバスタチン、ピタバスタチンまたはそれらの生理学的に許容される塩からなる群から選択される、請求項2または3に記載の組成物。
請求項5
ファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤がアミノビホスホネート(NBP)ファミリーの1分子またはその生理学的に許容される塩の1種を含む群から選択される、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
請求項6
アミノビホスホネートが、−アレンドロ酸またはそのイオン型、アレンドロネート、−クロドロン酸またはそのイオン型、クロドロネート、−エチドロン酸またはそのイオン型、エチドロネート、−イバンドロン酸またはそのイオン型、イバンドロネート、−メドロン酸またはそのイオン型、メドロネート、−ネリドロン酸またはそのイオン型、ネリドロネート、−オルパドロン酸またはそのイオン型、オルパドロネート、−パミドロン酸またはそのイオン型、パミドロネート、−リセドロン酸またはそのイオン型、リセドロネート、−チルドロン酸またはそのイオン型、チルドロネート、−ゾレドロン(もしくはゾレンドロン)酸またはそのイオン型、ゾレドロネート(もしくはゾレンドロネート)、−4−N,N−ジメチルアミノメタンジホスホン酸またはそのイオン型、ジメチルアミノメタンジホスホネート、−α−アミノ−(4−ヒドロキシベンジリデン)ジホスホネートから選択することができる、請求項5に記載の組成物。
請求項7
ファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤がゾレドロン酸またはそのイオン型、ゾレドロネートである、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
請求項8
抗HIV薬が抗レトロウイルス薬または抗レトロウイルス薬の混合物である、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
請求項9
抗HIV薬がプロテアーゼ阻害剤または逆転写酵素阻害剤である、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
請求項10
抗HIV薬がホスアンプレナビル、ロピナビル、リトナビル、アンプレナビル、アタザナビルおよびインジナビルを含む群から選択されたプロテアーゼ阻害剤である、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
請求項11
抗HIV薬がジドブジン、ラミブジン、ジダノシンおよびエプジコムを含む群から選択された逆転写酵素阻害剤である、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
請求項12
請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物の投与を含む、HIV感染患者の治療方法。
請求項13
投与が、経口または注射によって実施される、請求項12に記載の方法。
請求項14
抗HIV治療によって患者に引き起こされる早期老化および/または脂肪萎縮症の副作用を治療する方法であって、少なくとも1種のヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還元酵素阻害剤および少なくとも1種のファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤を含む混合物の投与を含む方法。
請求項15
HMG−CoA還元酵素阻害剤がスタチンファミリーの一分子またはその生理学的に許容される塩の1種である、請求項14に記載の方法。
請求項16
HMG−CoA還元酵素阻害剤が水溶性スタチンである、請求項14に記載の方法。
請求項17
HMG−CoA還元酵素阻害剤が、アトルバスタチン、シンバスタチン、プラバスタチン、リバスタチン、メバスタチン(またはコンパクチン)、フルインドスタチン、ベロスタチン、フラバスタチン、ダルバスタチン、セリバスタチン、ペントスタチン、ロスバスタチン、ロバスタチン、ピタバスタチンおよびそれらの生理学的に許容される塩からなる群から選択される、請求項14に記載の方法。
請求項18
ファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤がアミノビホスホネート(NBP)ファミリーの1分子またはその生理学的に許容される塩の1種を含む群から選択される、請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
請求項19
アミノビホスホネートが、−アレンドロ酸またはそのイオン型、アレンドロネート、−クロドロン酸またはそのイオン型、クロドロネート、−エチドロン酸またはそのイオン型、エチドロネート、−イバンドロン酸またはそのイオン型、イバンドロネート、−メドロン酸またはそのイオン型、メドロネート、−ネリドロン酸またはそのイオン型、ネリドロネート、−オルパドロン酸またはそのイオン型、オルパドロネート、−パミドロン酸またはそのイオン型、パミドロネート、−リセドロン酸またはそのイオン型、リセドロネート、−チルドロン酸またはそのイオン型、チルドロネート、−ゾレドロン(もしくはゾレンドロン)酸またはそのイオン型、ゾレドロネート(もしくはゾレンドロネート)、−4−N,N−ジメチルアミノメタンジホスホン酸またはそのイオン型、ジメチルアミノメタンジホスホネート、−α−アミノ−(4−ヒドロキシベンジリデン)ジホスホネートから選択することができる、請求項18に記載の方法。
請求項20
ファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤がゾレドロン酸またはそのイオン型、ゾレドロネートである、請求項14から17のいずれか一項に記載の方法。
請求項21
投与が、ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還元酵素阻害剤0.01から2mg/kg体重の用量およびファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤0.01から40mg/kg体重の用量で実施される、請求項14に記載の方法。
請求項22
投与が、経口または注射によって実施される、請求項14から21のいずれか一項に記載の方法。
請求項23
任意の順番で、i.少なくとも1種のヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還元酵素阻害剤および少なくとも1種のファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤を含む混合物を投与するステップ、ii.抗HIV薬を投与するステップを含み、前記投与が同時、連続または交互である、HIV感染患者の治療方法。
請求項24
前記混合物および前記抗HIV薬が共投与される、請求項23に記載の方法。
請求項25
抗HIV薬がプロテアーゼ阻害剤または逆転写酵素阻害剤である、請求項23に記載の組成物。
請求項26
抗HIV薬がホスアンプレナビル、ロピナビル、リトナビル、アンプレナビル、アタザナビルおよびインジナビルを含む群から選択されたプロテアーゼ阻害剤である、請求項23に記載の組成物。
請求項27
抗HIV薬がジドブジン、ラミブジン、ジダノシンおよびエプジコムを含む群から選択された逆転写酵素阻害剤である、請求項23に記載の方法。
請求項28
投与の少なくとも1種が、経口または注射によって実施される、請求項23に記載の方法。
請求項29
投与が、ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA(HMG−CoA)還元酵素阻害剤0.01から2mg/kg体重の用量およびファルネシルピロリン酸合成酵素阻害剤0.01から40mg/kg体重の用量で実施される、請求項23に記載の方法。
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